大人気ゲーム『Fate/EXTRA CCC』より、「拘束の花嫁衣裳」を
身にまとった「セイバー・ブライド」が1/7スケールフィギュアで登場。
「原初の火(アエストゥス・エストゥス)」を手に、敵と対峙する場面の
勇ましさの中にも、女性としての「繊細さ」を感じさせる造形となっております。
凛々しい表情や風になびくスカート、タイトな衣装による体のライン、
細かな装飾や彩色など、こだわり抜かれた美しさをぜひお楽しみください。
これはまごうことなき三次元嫁王。
一瞬自分で描いたっけと思うレベルでの再現に驚きが隠しきれません。
なによりそこに「いる」感が半端ない。 私の絵では描ききれない彼女の魅力を存分に引き出して頂けて感動しました。
立体ならではの見どころはたくさんあるんですけど(尻とか乳とか) 個人的には鎖や金具などの細かい装飾品が 非常に丁寧な作りでたまらないですね。 描くのも面倒くさい細部なので、立体で制作されるのは比較にならないほど 大変だっただろうと思います。美しいです。
とても素敵なフィギュアなのでぜひみなさんにもお迎え頂けると嬉しいです。
ワダアルコさんの描かれるキャラクターにはいつも目を惹かれ、大好きでしたので、次回作の相談の際に希望をださせていただいておりました。
「セイバー・ブライド」を制作させていただけることに決まり、どう作ろうかなと考えつつ制作開始を楽しみにしていました。
制作中はキャラクターの可愛らしくも、気高く凛々しい雰囲気を表現することを意識いたしました。指定いただいたポーズを拝見して、戦闘が開始したときの構えたポーズに近かったので、敵と対峙し見据える中でも、挑んでいく気迫や動きが感じられるよう”静から動への瞬間”にしたいと思いながら、ポーズを調整していきました。
制作させていただくと決まった時から、このフィギュアの大きな見どころのひとつは布の表現だと思いましたので、勢いや空気感が感じられるものにしたいと考えていました。
細部の情報量は多いのですが、身体のシルエット自体はシンプルで全身白色なので、布でおもいっきり派手にしたと思いました。
模様を凸モールドで入れている部分や刺繍の形に添ってくりぬいて軽やかさを表現しようとした部分、焼けて破れたような縁の部分など、布の流れに合わせたそれらのバランスや制作の手順に苦心しましたが、きっと見栄えるはず!と信じて心血を注いだのを覚えています。
それとは対照的に、全身のぴったりとした衣装からなるシワやベルトの食い込みなども魅力ポイントなので、束縛の花嫁感が出るよう気を配って制作しました。
貴重な素肌部分のおしりから、腰周りの衣装のシワ辺りにかけてが私のお気に入りです!
このセイバーブライドを、見てくださった方々の心に残すことができましたら幸せです。
ゆま(スワンボートのスーザ)
2次元キャラクターの立体化を中心に活躍する原型師。
グッドスマイルカンパニーでも「1/8スケール シエル・アランソン」の原型を担当。