羽のように左右へ広がるツインテールはクリアパーツを使用し、軽やかさと神秘性を表現。
身にまとった衣装は、身体の輪郭と布の絶妙な厚みを丁寧に作り込むことで“彫刻ならではの柔らかさ”を追求。また布に透けた肌感を彩色でも拾い上げ、よりリアルに仕上げました。
背景に散りばめられた植物等の有機的なモチーフは、グラデーション塗装で「初音ミク」本体を引き立たせつつも、みずみずしい印象に。
鍵盤やト音記号といった音楽要素が組み込まれた装飾枠は、アンティークな金色でシックに表現。さらに台座を付けず装飾枠とフィギュア本体のみの構成にすることで、“存在する生感”を演出。
足元の泉は、通常の水表現よりも白さに重きをおくべくシャドウ無しのパール塗装に。空気を含みながら湧き出す水の“生命力”をストレートに表現しました。