“モータード形態での連続稼働時間は1～2時間程度と限られているため、モータードユーザーはその使用時のみ日常生活用の骨格から換装する形で運用している。

その換装手段は様々だが、活動拠点が自宅から遠いモータードはコミュニティの仲間が持つフレーム換装設備を搭載したトランスポート車両（以下トランポ）で目的地まで移動、現地で換装する場合が多くを占める

また、こうしたトランポは現地における給油手段としても重宝され、トランポが各地をいてこそ モータードをはじめとした走り屋たちはトコヨの街を自由自在に走りまわることが出来る。

燃料はトコヨの街の外でなら未だ安定流通しており、大小さまざまなトランポ所有者が外部から補給してきた燃料を モータードやその他の走り屋達にシェアすることで トコヨのストリート・シーンの燃料供給は成り立っている。トランポ乗りはいわば「ストリート・レーサー達のライフライン」だ。